Google+

ブログ

カテゴリーアーカイブ

2015.09.03

TFCC損傷は適切な対応が必要!

先日、TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)について簡単に説明させていただきましたが、今回はもう少し掘り下げてお話しします。

まず、おさらいですがTFCCは「三角線維軟骨を中心として三角靱帯、橈尺靱帯、尺骨月状骨靱帯、尺骨三角骨靱帯等の周囲の靱帯組織からなる尺側手関節支持の要の線維軟骨靱帯複合体である。」と説明されますが、要するに手首外側の安定性を保っている複合体ということです。

そして、TFCC損傷は、交通事故により転倒し、その際地面に手を強くついてしまった、バイクを運転していてハンドルを握ったまま交通事故に遭ったという様に、手首に大きな衝撃が加わった場合に発症することが多いです。

主な症状としては、手首を動かす際に痛みが強くなるということが多く、具体的には、タオルを絞る、ドアノブを回す、鍵を開ける等手関節のひねり操作で痛みが出ることが多いようです。
 
TFCCは軟部組織で構成されているため、通常のレントゲン撮影では明らかになりません。

TFCC損傷の診断のためには、MRI検査や関節造影検査などが必要です。
そして、TFCCに関してはその複雑性故に手の専門家でないと明確な診断がなされないことが多いです。
そのため、交通事故被害者が手の痛みを訴えたところ、手首の捻挫とだけ診断され、TFCC損傷が見落とされ漫然と治療を継続し、最終的に自らの症状を正確に反映した後遺障害等級が認定されないことも良くあります。

手首の痛みが継続的にあるような場合には、早めに手の専門医に相談し、適切な検査をしてもらうことをお勧めします。

TFCC損傷と診断され、治療を継続するも症状の改善が見込まれなくなる時期が来ます。
これを症状固定時期といいますが、症状固定の段階で、手首の可動域制限がある場合には上肢の機能障害として10級10号や12級6号が認定される可能性があります。
可動域制限がない場合であっても、神経症状として12級13号や14級9号が認定される可能性があります。

いずれにしても、手首の捻挫として処理され、後遺障害に該当しないと判断されるのとは大違いです。
 
交通事故損害賠償においては、早期に適切な対応をすることで適正な賠償を求めることが見込めます。

交通事故に遭ったばかりでも、今後の見通しを頭に入れておくことで随分違ってきますので、ご遠慮なく私たちにご相談いただければと思います。
 
 

2015.05.27

TFCC損傷とはどのような傷病・後遺障害か?

  TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)という傷病名をお聞きになったことはありますでしょうか。

 これは一般的に手首の捻挫として片付けられがちなのですが,簡単に言えば,頑固な手首の捻挫,特に手首の小指側の痛みが酷いというものです。

 TFCCは「三角線維軟骨を中心として三角靱帯,橈尺靱帯,尺骨月状骨靱帯,尺骨三角骨靱帯等の周囲の靱帯組織からなる尺側手関節支持の要の線維軟骨靱帯複合体である。」と説明されますが,要するに手首外側の安定性を保っている複合体ということです。


 TFCC損傷は,交通事故により転倒し,その際地面に手を強くついてしまったという様な場合に起こりうる傷病です。


 症状としては,手首を動かす際に痛みが強くなるということが多いです。


 具体的には,タオルを絞る,ドアノブを回す,鍵を開ける等手関節のひねり操作で痛みが出ることが多いようです。

 交通事故の損害賠償と絡めていえば,TFCC損傷が立証出来れば自賠責保険の後遺障害12級の認定が期待できます。


 実際に当事務所の弁護士山本明生が取り扱った事件でも,当初,後遺障害14級が認定されていた案件で,被害者の傷病はTFCC損傷であることを訴え,異議申立をした結果,後遺障害12級が認定された事案があります。


 後遺障害14級と後遺障害12級では損害賠償額が全く異なることから,依頼者は大変喜んでおられました。
 
 交通事故によって手首を捻挫してしまったが,なかなか治らないという様な場合があります。


 その場合の全てという訳ではありませんが,もしかするとTFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)の可能性がありますので,整形外科における受診と精密検査と受けることをお勧め致します。
 

ブログ内検索

カレンダー

«1月»
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31    

フィード

山本・竹川法律事務所

弁護士 山本  明生

弁護士 竹川   聡

お電話お待ちしています。
☎06(4706)2345

大阪市中央区北浜2丁目1番3号北浜清友会館ビルディング。北浜駅から徒歩1分、淀屋橋駅から徒歩7分。大阪弁護士会所属。

当事務所HP http://ytlo.jp/